黒川温泉のご紹介
九州は熊本にある全国的にもその名が知られる人気の温泉地です。
熊本IC、または日田ICから車で1時間半ほど走り、標高700m、筑後川の支流である田の原川沿いに、懐かしさあふれる宿が立ち並び、湯治場の雰囲気を残しています。
こぢんまりとした和風旅館が建ち並んでおり、旅館が拡張しようとする際も、隣地に余裕がなく、別のところに別荘や隠れ家風につくることが多いのが特徴です。
また、樹木とあいまってしっとりとした景観を形成し、景観を害するような原色のけばけばしい看板や、ネオン街もありません。
黒川温泉には、小規模旅館が多いこともあり伝統的に、旅行会社を通さずに直接利用者から予約を受けてくれます。旅行会社に客室を提供している場合でも、限られた部屋数からの提供のため、提供部屋数は極めて限られています。このため、旅行会社を通じた予約は取りにくいことが多いです。
泉質はおもに硫黄泉ナトリウム塩化物泉/硫酸塩泉で、神経痛、筋肉痛、うちみ、疲労回復などに効果があります。
また、各旅館の露天風呂3ヶ所に入浴できる「入湯手形(1200円)」があり、人気のひとつにもなっています。
温泉としての歴史は古く、以下のような伝説があります。
ある日、豊後国の甚吉という男は、瓜を盗んだことで首を刎ねられそうになったが、それを免れた。代わりに身代わりに信仰していた地蔵の首が刎ねられてしまう。
そこで、村人はそれを甚吉地蔵として崇拝するようになった。
ところが細川藩士の中にこの地蔵を持ち去ろうとした男がいた。
だが、ある場所に辿り着くや、突如として地蔵が重くなり動かなくなる。
男は諦め、地蔵をその場に放置すると、村人は岩場に奉祀することにした。
すると、その岩の裂け目から湯が噴き出、村人の浴場となったという。
このいで湯こそ、黒川温泉の発祥であり、今も地蔵湯と地蔵の首が残っています。
黒川温泉のご紹介 最終更新日:2008.07.12
- by 日帰り温泉
